ろうそく出せはろうそくよりもお菓子が大事。じつは北海道だけのイベント

七夕に行われる子供のイベントといえば何でしょう?短冊かざり?盆踊り?いやいやローソク出せですよね?と問いかけたところで北海道以外の地域は盆踊りも七夕ではないしローソク出せも知らないとだいぶ大人になってから知りました。自分の中の常識が常識ではないということに時々びっくりすることがあります。

◼︎ローソク出せとは

北海道で8月7日に(道南では7月7日のところがある)行われるハロウィンみたいなイベントです。

夕方から夜にかけて子供たちがグループでご近所さんの家をたずね呼び鈴をならした後、歌を唄いお菓子やろうそくをもらいます。この歌の内容が「ローソク出せ」と歌っているのです。

私も小学生のころ七夕になるとかならず「ローソク出せ」を行いました。各家庭はローソクと駄菓子を用意してくれていました。

あとから考えると昔はどの家にも仏壇があって必ずローソクがあったのでローソクが別の家に移動しているだけでしたね。それでもお菓子をもらえ、ときにはお金ももらえたりもしたのでみんなできるだけ多くのお家を尋ねようとしたものでした。

ところでこの「ローソク出せ」はどこからやってきたのでしょう。

それは青森から移住してきたひとがねぶた祭りのローソクを集める風習を持ち込んだからと言われています。ローソクだけでは子供が喜ばないのでお菓子もあげるようになったということです。

北海道は移住者のお国なので全国各地の風習が形を変えながら独自に進化していったのですね。

◼︎子供だけでするなら昼に

昔は子供たちだけで夜もローソク出せで各家庭を回っていましたが今は難しくなってきています。物騒な事件も増えていますし、子供に寛容な大人が少なくなってきている気がします。

自分の時代は子供が公園で遊んでいたら「うるさいから公園であそぶな」という老人がいることが考えられなかった時代でしたが今は普通にいるのです。びっくりです。

青森の風習が独自に進化していったようにこれからは七夕の週の休日昼間にローソク出せをするように進化していくべきでしょう。