絆創膏(ばんそうこう)の効力を最大限に。モイストヒーリングも

運動会シーズンや薄着の季節になると子供たちはどこかに傷を作って家に帰ってきます。そんなとき必ず使うのは絆創膏(ばんそうこう)ですね。絆創膏も最近はいろんな種類がでているようで従来の傷を乾かす療法とは別の方法で傷を治すというものが登場しています。絆創膏について調べました。

◼︎救急絆創膏には区分がある

まず、絆創膏自体についてです。そもそも一般的な絆創膏は救急絆創膏(きゅうきゅうばんそうこう)という種類になります。この救急絆創膏には3種類の区分があります。パッド部分に消毒薬を含み殺菌消毒効果をもった「医薬品」「医薬部外品」。パッド部分に薬剤を含んでいない「医療機器」です。「医薬品」と「医薬部外品」の違いは後述します。

◼︎医薬品と医薬部外品の違い

医薬品は病気の治療を目的とした薬で厚生労働省より配合された有効成分の効果が認められたものです。医薬外品は防止・衛生を目的に作られたもので「薬用」という表記は医薬外品に使われます。殺菌消毒薬などは医薬外品にあたります。家庭用においてある絆創膏はほぼ「医療機器」にあたります。

◼︎高機能絆創膏(こうきのうばんそうこう)の登場

耳慣れない言葉ですが「キズパワーパッド」「ケアリーブ」ならよく耳にすると思います。これが高機能タイプの絆創膏です。高機能タイプの絆創膏は傷に密着し密閉状態にします。密着状態にして体液を乾かさないようにすることで傷の治りが早くなるらしいのです。

◼︎昔は乾かす今は湿らす

高機能タイプの絆創膏は「モイストヒーリング」という考えをもとに作られています。モイストヒーリングとは傷口をきれいにたもって体液を保つことで皮膚の再生力を活性させて治すという考えです。傷が残らず早くきれいに治るそうです。

逆に従来の乾かして治す方法は「ドライヒーリング」という考えでモイストヒーリングより治りが遅く傷が残りやすいそうです。

◼︎モイストヒーリングの注意点

はやくきれいに治るのですから全てモイストヒーリングで治せばよさそうですが、注意点があります。傷の種類や人の病気によってはモイストヒーリングは危険な場合があるのです。

●モイストヒーリングはやめた方が良い傷、人
咬まれた傷、縫合が必要な深い傷、皮膚の疾患、粘膜の傷、糖尿病の人、血行障害の人

咬まれた傷は感染症の恐れがあります。糖尿病、血行障害の人は免疫力が弱いのでやはり感染症の危険があるそうです。

◼︎子供の傷はあっというまに治るけど

傷は残らない方が将来のためにいいですね。対した傷でなくても早く治してあげたいのでこのモイストヒーリングと高機能タイプの絆創膏試してみる価値がありそうです。