高齢者の運転免許について知っておくのは家族の義務。モラルに頼らない安全へ

高齢者による事故が毎週のように報道されています。高齢者同士のものもありますが若者、特に幼い子供が犠牲になる事故はやりきれない気持ちになります。自分も高齢者ドライバーが家族にいるので他人事とは思えません。自分の家族もそうですが高齢者は自分から情報を拾いにいくことはしないのでわたしたち家族が高齢者の運転免許事情をわかってあげていることが必要です。ということで調べてみました。

◼︎高齢者の免許有効期限

まず、高齢者の免許の有効期限は免許更新時にゴールド免許だとして70歳以下だと5年間、71歳は4年、72歳以上は3年間になります。

◼︎もみじマークはつけなきゃダメ?

70歳以上の高齢者ドライバーはもみじマーク(もしくは四つ葉マーク)をつけることが努力義務とされています。努力義務とはなんでしょう?

努力義務(どりょくぎむ)とは、日本の法制上「〜するよう努めなければならない」などと規定され、違反しても刑事罰や過料等の法的制裁を受けない作為義務・不作為義務のことである。

Wikipediaより

もみじマークはつけなくても罰則になりません。「できるだけつけてね」ぐらいの感じになっているのですね。

◼︎高齢者講習と認知機能検査

70歳を超えると運転免許更新のためには高齢者講習を受けなければいけません。75歳以上になると高齢者講習に加え認知機能検査を受けなければいけません。認知機能検査に不合格の場合は免許返納という形になります。

ここで「おや?」となります。75歳で免許更新できたら次の更新3年後まで何の検査もなしに運転できてしまうということです。76歳で認知症になる可能性も高いので3年は長すぎる気がします。

◼︎免許自主返納と身分証明書の代替品

70歳以上の高齢者は毎年自主返納を検討すべきです。よくあるのが「免許証がないと身分証明書がなくなって不便だ」という声ですが代替品が存在します。それが「運転経歴証明書」です。運転免許を返納した5年以内に申請することができ交付されると身分証明として使用することができます。この「運転経歴証明」はただの証明書ではなく都道府県や市町村の自治体・協賛店などにて様々な特典割引・優待制度が用意されています。

様々な特典割引は各自治体に問い合わせると教えてもらえるそうですのでもらった段階で聞いてみると良さそうです。ちなみに北海道のホームページでは資料を公開していますが正直あまり親切な出来ではないのでやはり役所に直接問い合わせる方が良いでしょう。

◼︎自主返納までの道のりとその後

運転免許自主返納の流れはだいたい次のようになります。

①高齢者の説得(必要があれば)
②自主返納申請(返納したら帰り運転できないので同行)
③運転経歴証明書の申請
④車の処分
⑤任意保険の解約
⑥車庫の解体

税金のことを考えると4月1日より前に車は処分しておきたいところですね。また車庫は見積もり額によっては解体しないで倉庫として使うのもよいですね。保険は忘れないようにしないとずっとかかってしまうので気をつけなければいけません。

◼︎返納しても不自由のないように

免許を返納したあとは車ででかけることが出来なくなって寂しい思いをしているかもしれません。家族が今まで以上に気にして足になってあげるなどアフターフォローもしてあげたいですね。