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知らずにやってた!?七五三の色々

子供の成長をお祝いするイベント「七五三(しちごさん)」。毎年11月には可愛らしい衣装をきた子供たちが神社にお参りする姿を見ることができます。ところで七五三はなぜ男の子が1回、女の子が2回なのでしょう?当たりまえのように行っている七五三ですが詳しく考えず流れで行っている人も多いはずです。そんな七五三についての色々を調べました。

七五三はいつするのが本当?

起源とされている江戸時代におこなわれた七五三詣の日が11月15日なのでこの日が正しい日となりますが、現代では年中行われています。北海道(主に札幌)では11月だと寒すぎるので秋の天気の良い日に多くの家族がお参りします。

子供の年齢は満年齢?数え年

日本古来の風習はだいたい数え年でおこなわれますが、数えでも満年齢でも問題ありません。数え年での3歳のお参りは子供が小さいので長時間の祈祷などを行うのが大変かもしれません。満2歳と満3歳の子供の差はかなり大きいのです。ただ、晴れ着の上にかける前掛けのような被布(ひふ)姿は数え3歳の方がかわいらしいので「親がつらくても我が子のよりかわいい姿を見たい!」という方は数えで行った方がよいでしょう。

写真スタジオを利用した家庭には七五三の時期になるとDMがきます。これは数え年、満年齢どちらも対象としているらしいです。「満年齢で撮るつもりだったけど数えの時にきちゃった・・・。クーポン来年はもらえないのかしら?」と不安になる必要はないようです。来年もちゃんと来ますよお母さん。多分ですけど。

男1回、女2回の理由

現在は男の子5歳、女の子3歳、7歳で祝うことが多い七五三ですがもともとは男の子も3歳でお祝いしていたそうです。それがいつのまにか男子は1回だけ女子は2回になっていたそうです。理由ははっきりとせず。男の子のお祝いを1回しかしない地域が多いからそのようになったということしかわかりませんでした・・・。

衣装どうする問題

七五三といえば可愛らしい晴れ着姿ですが写真スタジオでレンタルしています。写真撮影が終わったらそのままお参りしてそのあとスタジオに戻り衣装を返却するシステムです。写真スタジオを使用しない場合はネットでレンタルしている業者もあるのでそれを利用するのも手です。写真スタジオだと写真もとれて一石二鳥でありがたいですね。価格は写真スタジオが3万円ぐらいから、レンタル衣装だけだと1万5千円ぐらいからでしょうか。いずれにしても早く動きださないと予約が取れなくなってしまうので気をつけたいところです。

神社混みすぎ問題

私が利用するのは札幌にある北海道神宮ですが、七五三詣の時期は非常に混雑します。駐車場に入るためファミリーカーが山のふもとまで続いているのです。公共交通機関でいきたいところですが、晴れ着を来た幼児を連れて歩くにはしんどいからやむなくマイカーで1時間近く待つのです。その間に子供が耐えきれなくなり・・・・・という大変な状況になります。山の麓の駐車場に車をとめて速やかにタクシーで円山を登る方が良いかもしれません。

子供のすこやかな成長を願って

七五三について色々調べましたが、時代が変わるにつれて文化も徐々に現代風に変化しているようでした。地方によってもだいぶ違うようです。結局、子供の成長さえ祝えればやり方はどうでもよいのでしょう。そういう儀式的に節操のないところは日本の良いところだと思います。

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