２０２０年の４月からスーパーやコンビニなどの小売店でレジ袋の有料化が義務付けられる可能性があります。ゴミのことを考えると遅かれ早かれレジ袋はなくしマイバックだけにした方がよいですね。最近はコンビニでもマイバックに入れてもらうようにしています。
ポリ袋？ビニール袋？
コンビニやスーパーで手にするレジ袋のことを「ポリ袋」「ビニール袋」などと言ったりしますが正確にいうと二つは同じものではありません。ポリ袋はポリエチレン製でビニール袋は塩化ビニール製の袋になります。我々がいつも使っているレジ袋はポリエチレン製なので「ポリ袋」が正しいことになります。ただ、風習化してしまった「ビニール袋」という名前の方が伝わりやすいこともありますね。
ポリ袋にも２種類ある
ポリエチレン製とポリプロピレン製の袋がありどちらもポリ袋にあたります。だいたいのレジ袋はポリエチレン製でポリプロピレンは透明で光沢が強い特徴があり食パンの包装などに使われています。CDが入っている袋などもポリプロピレン製です。
ビニール袋はどんなものを指す
じゃあビニール袋の例はどんなものかというと、野球やテニス、水泳などのスポーツバックがわかりやすい例ですね。ビニール袋は塩化ビニル樹脂製の袋のことです。匂いが想像できそうなあれです。
生活の中にあるポリ
わたしたちの周りには「ポリ◯◯」という言葉がたくさんあります。ポリタンク、ポリフェノール、ポリゴンなどなど。この「ポリ」どんな意味があるか知っていますか？
ポリは「ポリマー」を表す接頭語です。ポリマーは英語で重合体という意味で単体のものが結合して鎖状や網状になることによってできた化合物のことを言います。ポリ（poly）は「たくさん」を表しています。
ポリリズムは実は・・・
ポリのつく言葉で思いつくものにパフュームの「ポリリズム」があると思います。最初これは造語だと思っていましたが実は音楽用語でした。違う拍子のリズムを同時に鳴らすことがポリ（たくさんの）リズムだそうです。楽曲を聞くと間奏で拍子がずれていき途中で一致するように聞こえてきます。歌詞では「プラスチックみたいな恋だ」という「ポリ」をポリエチレン側として意識させていて２つの意味をかけて遊んでいたんですね。おもしろい。