暑い夏にぴったりのスイーツ「かき氷」。
子供が大好きですが台湾風かき氷が流行った影響で最近は大人にも人気があります。
勢いよく食べると頭がキーンって痛くなりますよね。
この頭痛ですがちゃんとした名前があります。
「アイスクリーム頭痛」です。知らなったですよね?
このように当たり前すぎて疑問にも思わなったかき氷の色々を紹介します。
アイスクリーム頭痛の原因と対策
かき氷やアイスクリームを食べたときにおこる頭痛の正式名称は「アイスクリーム頭痛」と言います。
頭痛がおきる原因は2つあるとされています。
1つは体が急に冷やされた際に体温を維持しようとして血流の量を増やすために血管が広がるからです。
もう1つは喉の三叉神経(さんさしんけい)が刺激されるためと考えられています。
アイスクリーム頭痛を防止する方法は「ゆっくり食べる」しかありません。
それでも起きてしまった場合はおでこやこめかみを冷やす方法があります。
かき氷のシロップは実は同じ味?
スーパーの棚にはイチゴ、メロン、レモン、マンゴー、ブルーハワイなど色々な種類のシロップがならんでいます。
この市販のシロップ「果糖ブドウ糖」と「酸味料」で出来ているので中身はほぼ同じ。
つまり味はほぼ同じなのです。
では何が違うかというと「色」と「匂い」です。
匂いと視覚で錯覚してしまっているだけなのです。
カニと食べ合わせが悪い
かき氷はカニと食べ合わせが悪いといわれています。
かき氷は体を冷やす作用があります。カニも同じく体を冷やす効果があるためカニと食べ合わせると胃腸に負担がかかるためです。
カニとかき氷を食べ合わせるシチュエーションが想像つきませんが子供はカニを食べようがグラタンを食べようがかき氷が大好きなので食べさせないように気を付けましょう。
カニのほかにも「かき氷」と「天ぷら」が食べ合わせが悪いとされています。
体を冷やす作用があるかき氷と体を温める作用のある天ぷらを食べ合わせると胃腸に負担がかかるからです。
まぁ天ぷらにかぎらず「冷たいもの」と「温かいもの」を一緒に食べるとだいたい体に良くないということです。
かき氷と清少納言
平安時代の随筆「枕草子」にかき氷が出てきます。
当時は冷蔵庫がないので特権階級の人物しか食べることができない高級グルメでした。
幕末から明治にかけて広く食べられるようになったようです。
氷と福沢諭吉
氷と言えば冷蔵庫ですが日本で初めて氷を冷蔵庫で作ったのは1870年(明治3年)で高熱の福沢諭吉の為に氷をつくったとされています。