身の回りで不幸があったとき(誰かが亡くなったとき)おばあちゃやおじいちゃんが「昨日カラス鳴きが悪かったもんねぇ・・・」なんて言っていたことはありませんでしたか?
カラス鳴きが悪いとはなんのことなのでしょう?調べてみました。
[カラス鳴きが悪い]
普段とは違った鳴きかたでカラスが鳴く時は死者が出るとされる言い伝え
他にも「カラスが群れて鳴くと誰かが亡くなる」「カラスが騒ぐと大地震が起きる」「日中カラスが大群で移動すると地震が起きる」などとカラスに関する言い伝えが多くあります。
どう悪いのか
カラス鳴きが悪いの「悪い」とはどういう状態なのでしょうか?普段とは違う鳴きかたなのでとにかくカラスの声が耳につく時がその時だと思われます。人によっては悲しそうに鳴くと表現するときもあるようです。
カラスの実態
カラスは夜に鳴くことはほぼありません。カラスは夜になるとねぐらがある森に帰るからです。その点でいうと夜にカラスが鳴いていたら異常事態かもしれません。
カラスは昼行性(ちゅうこうせい)です。夜は活動しません。ねぐらは森にあると言いましたが都会では神社などのもしくは街中の常緑樹に止まって寝ているものもいます。
カラスが集まるのは人間が集まるから
カラスは非常に賢い鳥です。そして常に人間の様子を観察しています。カラスが集まると不幸があるのではなく不幸があって人間が集まっているからカラスが仲間を呼ぶため鳴いているという主張もあります。
現代ではほぼありませんが昔は葬儀の際にお供えものがカラスが手にいれやすい場所に置かれたことは想像がつきますね。
カラスが集まることとカラスの色の黒が不吉な象徴として考えられていたためカラス=誰かが亡くなるという説が浸透していったのでしょう。
カラスの神聖性
現実的にカラスが鳴くから不幸がおきるわけではないと思いますがカラスは昔から神の使いとされてきました。それは日本だけでなく世界各地でです。
本当のところはカラスにしかわからないですよね。
ちょっと怖くなってしまいました・・・。